興津メランジュ震源断層へのルート詳細
露頭へのアプローチの詳しい説明
志和の海岸から小鶴津・大鶴津方面へ進みます。ひょいと峠に出ると崖沿いの道です。この峠には車を駐車できます。季節によりますが、春〜夏の干潮だったらルート2を行くでしょう。私なら。
露頭にたどり着くには2つのルートがあります。潮が良ければルート2がお奨めです。この絵は単純化してます。もっと木が生い茂ってるし断崖はきついです |
ルート1: 入り口はわかりやすい。でもたくさん歩くコース。
ルート1は峠からすぐの山道です。ちょっと探せばすぐわかると思います。ただしかなり昔に整備されたものらしく、年々痛みがひどくなっています。注意して使わせてもらいましょう。あ、そうそう、この地図はテキトーに描いた概念図です。等高線や詳細はあってません。 |
この峠付近に駐車します。登り切った所は林道との分かれ道でもあって、何台もの車を止めることができます。峠から山道を海岸へと下ります。ちょっと山道が厳しいのでスーツに革靴では行けません。それから両手を使うので、必ず手荷物はリュックかポケットに。右図の山道を道なりに10分ほど降りると海岸に降りれます。「げげーしんどい。帰りが思いやらるれ」(古文風)と思うでしょうが、釣り人はこの道を竿と氷入りのクーラーボックスを持って上がるのですよ。負けてたまるか(いや、やっぱ勝てないかも)。
海岸に降りて右手、南へどんどこ進むんだけですが、たいてい帰りに登り口がわからなくなるので目印をつけておきましょう(けっこう大事)。で、断層までスタスタ歩きます。露頭の写真を参考に探しましょう。露頭全体が赤茶けているのが目印です。
ルート2:降り口さえわかればオッケー。やや歩くコース。
ここが入り口です。とりたてて目印もありません。 |
すぐ脇のすれ違い用のスペースには車が1台ほど駐車できます。すれ違いのジャマにならないように気をつけましょう。 |
これが山道です。こちらはルート1に比べて整備されてます。が、干潮でないと降りてからがたいへんです。 |
断崖の道路をゆっくり下ります。峠から約600m(車のトリップメータにて)で、それまで砂岩ばかりだった壁に、緑色の玄武岩が表れます。そしてちょっと行くとこのような場所があります。ここに車は2台くらいなら駐めれます。そして一気に崖を下ります。海岸に降りたら左に進みます。一ヶ所だけ難所があります。枕状溶岩が出ているあたりは潮が満ちていると通れません。このルートは春〜夏の引き潮の時にしか通れません。そこを越えるとあとちょっとで断層です。赤茶けた露頭が目印です。
露頭の場所をネットの地図で見たらここになります。
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E133.14.46.0N33.12.58.2&ZM=8