update.2003.3/3
この講義ノートは
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写真と本文は関係ありません。 |
私自身は学生のとき、フツーの学生で、遅刻するぐらいなら休むわ、教室でも寝てばっかりだわ、そのうえ試験前日に一夜漬けもしないわ、ましてや教官の部屋にレポートで勘弁してもらうという、努力すらしなかったおかげで毎年着々と単位を落としていました。。。。
でもそのくせに、いざ自分が教壇に立ってみると
「俺が何日も前から講議の準備をしているのに、休むじゃないよ!」
「試験さえできたらいいだろ、だと? ふざけんなぁ。ひと話を聞けぇぇぇ」
などと身勝手なことを思ってしまいました
さて自分が学生だった時のことを思うと、数式が出るとやたら眠くなるし、それがわかったからなんなんや!? って思ってたし、テレビの科学番組に比べれたらやっぱ見劣りするし、いったい授業ってなあ。と思っていました。それゆえ、自分がやる側になったら、そうじゃない授業ってなんなんだろう? 理想の授業ってどんなんだろう?? と、思うようになりました。
私は1年生向けの専門の授業を担当することになりった時に「わあっ地球科学っておもしろそう!」って思ってもらえるドキドキワクワク物でもいいと思ったのですが、それにはもっと適任の教授がいたし、なにより私はネットや新書で新しい情報や知識がドオオオって流れ込んできて、ああそうだったのかっていう快感が好きだったので、学期の終わりには「そうだったのかあ」と思ってもらえることを理想とすることにしました。
が、、、これっって難しいー。
いろいろ悩んで「ふーん。なるほど」と思ってもらえるような授業を目指して試行錯誤して講義ノートを作ってきました。その時の授業とノートをできるだけネットで再現したいと思います。もっともコーナーを真面目に読む人は、、、いるのかなあ?